ひとくちに「第九」と言っても、あの合唱が登場するのは第4楽章から、というのは知っていたような知らなかったようなー。しかし今回のコンサートでは演出上の理由からか、最初から合唱隊と独唱者はオケストラの後ろに演奏前から座って待っている形となっていました。フルオケストラに合唱の皆さんが勢ぞろいして、いったい何人いるのだ?、ステージ上は最初から圧巻の光景です。

今、買ってきた「第九」CDを聴きながら書いていますが、当日の演奏の音そのものは既に思い出てきません・・・・。というのもその場では演奏を「聴く」というよりも「見ていた」というのが正しいからです。
なかでも印象的なのはマエストロの動き。あの細やかに指示する手先とオーバーアクションな体全体を使った身振りを見ているだけで音楽が表現されているような気持ちが伝わってきます。オーバーなのはベトベンの曲ゆえに?ってこともないでしょうが、確実にマエストロの動きと演奏は同調しているように見えました。第2楽章でのティンパニの連弾場面で、マエストロの左手が力強いアクションを向けると、ティンパニがそれにピタリ従って大きく鳴り響く様は、爽快でしたね。
オケストラも常に弾きまくっているわけではなく、すべてマエストロの指示によって演奏したり休止しています。私は割と前方の席に居ましたから、聴こえて来る演奏パートの方に首を向けて、それを目で確認する動作を密かに楽しんでしました。左のバイオリン、次は右のコントラバス、また左のシンバルに行ったら、次は中央の奥過ぎて見えないけれど第2バイオリン・・・・・。コントラバスは弦引きだけでなく、ジャズベース同様、指ではじくようなプレイもするんですね。となると両楽器の構造的には何も違うものはないだろうか?
また、つづく
父がクラシック音楽が好きで、毎年年末にはNHK交響楽団の第九を
テレビで見ているのを横目で見てた私の記憶が確かなら・・・ですが(汗)
あれだけ大勢の合唱隊が4楽章の前にステージの袖から
ゾロゾロ出てきたら曲の流れが妨げられるからでしょう?
父の横に座って一緒に第九を見ていた事もありましたが、
大抵2〜3楽章は居眠りして、テノール(だっけ?)の
ソロの声で目が覚めてました(^^);;