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 大阪城を建てたのは誰か? 
 豊臣秀吉? いや、違う。
 答えは、大工さん・・・・

 みたいなジョークが昔あったような。しかしこの映画ではそれは冗談ではなく、安土城を建てたのは織田信長ではなく、大工さんなのだ。
 
090913.jpg

 映画化される以前に原作を読んだときから面白いと感じていた。信長を主人公にすえる歴史小説は多いが、ここではそれを建てた大工(当時は番匠というが)が主人公が信長の命により史上初の高層天守を完成させるまでの物語だ。どうやったら当時の建築技術をもってして高層天守が建つのか、それに情熱を傾けた番匠、岡部又衛門が苦難と試行錯誤を乗り越えて達成する様がドラマティックだ。

 映画は原作と少し変えてあったが、それでも3回泣けた。いや、映画として泣けるシーンをあえてこしらえたのだろうが、それでよい。安土城を建てた番匠を支えたのは家族であり、仲間であった。天才的な才能をもつ番匠ひとりでは史上初の快挙は達成できなかったであろう、実際もそうであったかもしれない。

 最後、映画はかがり火でライトアップされた安土城を写して終わる。これにはボクは少々ものたりなく思ってしまった。映画ではそこで終わってしまうが、原作ではその後、本能寺の変で信長が死んで、安土城も炎上してしまう様が描かれる。あれほどに苦労して建てた城がわずか3年で灰燼に帰してしまうのである。ここがクライマックスだったらもう一度泣けたはずなのだけど、あそこまで描きながらもったいない気もした。
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【2009/09/15 07:36】 | 名称未設定_13
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