地元の町でクラシックギターのリサイタルがあると妻から誘われたので行ってみた。ミュージシャンはメキシコ人のファン・カルロス・ラグーナさん。クラシックギターの生演奏を見るのは初めて。

曲で知ってるのは「禁じられた遊び」だけで、クラギの曲自体なじみがないので、ロックやジャズなどど違って覚えやすいメロディが耳で捉えられず慣れるのにちょっとかかったが、それも途中からは気にならなくなり楽しめた。ロックやフォークとも違うクラギの奏法は、僕には超絶技巧に見えてしまった。 カルロスさんは1曲終わるごとに立ち上がり、拍手を受け、聴衆に一礼してまた演奏を続ける。僕の視線は彼の右手に留まることが多かったが、なによりギターの生音が素晴らしく伸びやかで美しく、素晴らしい演奏だった。
終演後、CDの即売会には彼の姿が。僕は並べられたなかから1枚を手にとり、彼にサインと握手、そして「I'm glad to hear you」と言葉をかけた。彼はにこやかに、「アリガトウゴザイマス」、と手を握り返してくれた。こんな田舎まで来てくれてありがとう。